日本どころか、アメリカに住んでいながらアメリカのソーシャル・セキュリティ税(SSA TAX)が何歳まで支払えるのか? 知らない人がいます。
まずは、こっちから片づけときますと、
労働で収入を得ている間はずっと、年齢に関係なくSSA税を支払うことになります
では日本の厚生年金はどうなのでしょう? 年齢制限ってあるのでしょうか?
厚生年金に加入できるのは何歳まで?
Q「できるだけ厚生年金には長く入ったほうが、将来もらえる年金が増えてお得と聞いています。何歳まで入れるんでしょうか? 会社員なら70代でも厚生年金に入れるのですか?」(55歳・会社員)
A:厚生年金には70歳になるまで加入できます。
日本の社会保障制度のひとつに公的年金制度があります。
公的年金制度は、1階部分の国民年金制度(国民年金)と2階部分の厚生年金制度(厚生年金)で成り立っています。
国民年金には、自営業や無職、学生、専業主婦等が加入し、厚生年金には会社員・公務員等が加入します。
また、現在は60歳を超えても働き続ける人も多くなりましたが、厚生年金に加入できる上限の年齢は70歳未満と決まっています。
厚生年金は会社を退職すると脱退することになりますが、70歳以降も会社に勤務し続けている人については、70歳になったとき(正式には70歳の誕生日の前日)に自動的に脱退することになります。
例外的に、70歳の時点で老齢年金を受ける資格となる加入期間10年を満たせていない場合は、満たせるまでの間、厚生年金保険に「任意加入」することができます。