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日本の年金はコスパが高い!

2022年7月10日、日本では参議院議員通常選挙が終わり、安倍元首相がご逝去されたこともあって有権者の注意を引き、今回も自民党が圧勝となりましたね。 やはり日本の政権は変わりません。

アメリカに住まわれている方でも、不在者投票というのができるのですが皆さんは投票されましたか? 日本って日曜日に選挙があるんですね。 アメリカは決まって平日火曜日です。

さて選挙中、候補者が「消費税を下げたら、年金も下がる」と声を上げているのをよく聞きました。 この論理はどう考えても理解できないのですが、真偽はさておき、もともと受給額が少ない上に日本円がただ今1ドル137円台という驚異の安値とあって、アメリカで日本から年金を受けている方にとっては、「この先まだ下がるのか!?」と不安な方も多いことでしょう。

もともと貰えるとは思ってなかった年金、とは言えどんどん少なくなるのは心細い

とよく聞きます。

その国の景気というのは、政府や日銀がどう政策で操作しようと、大部分が(国内の)大衆の心理で動くものですから、「この先下がるだろう」とか「年金もさがるだろう」、「その上、物価はあがっているから節約しなきゃ」と考える人が増えると、日本の将来はもっと暗いものになるでしょう。

国内の土地が中国にどんどん変われ、既に離島や北海道、京都の美しい場所が中国人のものとなり、日本はこの先衰退していくことは必至です。

と暗いニュースを長々と書きましたが、本日のテーマは

日本の年金はコスパが高い!

え、テレビや動画のインタビューで一般の人が答えてるのを見ると、「毎月の年金が少ない、足りない」「年金だけで生活できない」って言ってますけど。。。

そう思いますよね。 そうです。 受給額は最高額でも30万円どまりです。

年金の上限は月30万円

アメリカのソーシャルセキュリティのリタイアメントも、上限が3000ドルですから、まあまあその程度。 2022年7月のいま円が安くて($1=137円台)比較しづらいのですが、それぞれの居住地の物価と照らし合わせて考えますと、支給水準としては日米とも同じ程度の最高支給額かな?と感じますね。

ところがこれが、自分が過去現役で働いていた頃に支払っていた

保険料と実際に受ける年金額とを比べると、つまりコスパは?

どうなんでしょうか?

アメリカのSSA税(ソーシャル・セキュリティ・タックス)は、総所得の7%です。

もともとソーシャル・セキュリティ・タックスの課税対象額には所得の上限があって、年間12万ドル($120,000)です。 この上限よりずっと年収が高い人でもどんなに稼ごうとも、ソーシャル・セキュリティ・タックスの控除額は、この年収12万ドル(最高額)の7%までとなります。

年間のソーシャル・セキュリティ・タックスの額は:

$120,000 x 0.07 = $8,400

となります。 年間$8,400の保険料、月に$700もの保険料を支払っているのですよ!!

では、日本の厚生年金保険料はといいますと、上の動画の年金受給最高額30万円の方が過去35年間に支払っていた保険料の月額が、1,875円です。

わずか、1,875円!(月)ですよ

コスパを計算しますと、

300,000円 ÷ 1,875円 = 160 160倍です。

月1,875円の保険料で、毎月の年金受給額が30万円。 コスパは160倍。 すごくないですか!?

これに対し、アメリカのソーシャル・セキュリティは4.28倍です。

$3,000 ÷ $700 = 4.2857…

以上、日本の年金のコスパは「ハンパじゃなく良い!」という話でした。 日本の年金を保険(Insurance)と呼ぶのは納得です。

掛け金の160倍にもなるんだから。

※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。(有料)SSA(米国社会保障省)に対し、あなたが受けとる日本の年金がWEP減額対象から外れていることを確認・申請します。

 

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