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50代のダイエット 美しい腹筋はジムではなくキッチンでつくられる!

パーソナルトレーナーのことばかり書いてきたけれど、今日このタイトル・・・

ジムでのウェイト・トレーニングはマストではあるのですが、私はフィットネス・クラブを探すと同時に、インターネットである本のオビの言葉に目を奪われた。

「40歳から美しい腹筋を目指したければ、ジムへかようのではなく、まず食事をかえろ」

40歳からって、コチラはとうに50歳すぎているが、そんなことはどうでも良い。肩の筋肉が衰えて上がらなくなったら、40肩も50肩もいっしょです。

さてこの著者のオーガスト・ハーゲスハイマーさんの写真、おいくつだと思います? この写真を撮影された時は55歳なんだそうです。 どうみても、30代後半か40歳?くらいですよね。日本とアメリカのハーフで福島県生まれ。 現在はニュージーランドに拠点をおいて、日本ではアンチエイジングとダイエットの総合プロデユース事業をおこなっている、実業家(!)です。

そもそもニュージーランドに住んでいる理由が、「質の良いプロティンを調達するため」だというから、その徹底ぶりはすごい!

この本には、これまでのダイエットに関する日本人の凝り固まった思想をことごとく覆す、数々の「そうだったのか!?」が書かれています。

1、腹筋運動ではお腹はへこまない。

日本人が好んでやるあの、シットアップ法の腹筋。わたくし毎日やってました。意味がなかったのね・・・

2、運動前後にスポーツドリンクを飲むとやせない

これは昔からそうじゃないかと分かってました。 これから体脂肪を燃焼させようとしている時に、エネルギーに替わりやすい糖分をとっちゃまずいでしょ。 いっこうに痩せないよね。

3、カロリーは存在しないもの

これがこの本のビックリ番付 No. 1 です。 子供の時、身体の中で燃焼するエネルギーってどうやって測定するのだろう?と不思議に思っていた謎が解けました。 カロリーの測定方法って、人体とはまったく関係のない機械で測定するのですね。

カロリーメーター(熱量計)という機械を使って、食物を実際に火をつけて燃やしてみる。 結果、どれくらいの熱が発生するかを測るのです。 これがカロリー。

したがって、カロリーの高い物を食べて体内で脂肪細胞になるわけではない。 つまり「カロリーは存在しない」。 高カロリーの物を食べても太るわけではなかった! いったい全体、今までのカロリー神話はなんだったのだ!?

カロリー計算ダイエットで、「成人女子のカロリー摂取量は 2,000 Cal. いくつかだから、これを 1,000 Cal. にして」と、まったく無意味なことを我々は長~いこと信じてやっていたわけです。

著者も書かれていますが、ガリレオの時代に「天が地球の周りを廻っている」と信じていた人々くらい、滑稽な話だったのです。カロリー神話は。

4.カロリーオフ飲料はかえって太りやすくなる


カロリー・オフやゼロをの炭酸飲料や低カロリーの食べ物を摂取すると体重がみるみる増える理由、これはこの本買って読んでみて下さい。 ここでは明かさないことにします。

 

5.油抜きダイエットは意味がない

そうです。脂肪を口にしてもそれが体脂肪になるわけではないのです。 お腹の脂肪や内臓脂肪に替わるのはあくまでも「糖質」。

バターが大好きなパリコレのモデルさんで、毎日バターを500グラムが主食。あとはビタミン剤を飲むだけの方がいます。仮に毎日1キロのバターを食べ続けていても、太りません。お腹が緩くなることはあるかもですが。

良質な脂肪(飽和・不飽和ともに)を採って、体脂肪を体外に洗い出してしまいましょう。それに質の良い脂肪は美しい細胞膜を作ります。どんどん採って美肌になりましょう。

特におすすめな油は、料理に使うならココナッツオイルやバター。ドレッシングにはオリーブオイルが良いです。 私はこの油2種に加え、月見草オイルのサプリメントを1日4粒(4 gram) 飲むことにしています。

 

 

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