サイトアイコン アメリカに住んでいるからもらえる日本の年金

レストランオーナー 80歳にして老齢厚生年金450万円をゲット

知り合いのレストランのオーナーは、80歳にして過去の20年分の年金を一度に受けとることができたのですが、その額は日本円にして約450万円。

日本の年金制度の素晴らしいところは、何らかの理由で年金の請求がおくれた場合、とくにこの男性のように老齢厚生年金・老齢基礎年金および特別支給年金が60歳の時点で受給資格が発生していた場合、その支給が遅れた20年間分の年金は全額さかのぼって支給されるところです。

これがアメリカのソーシャル・セキュリティだとこうはいきません。請求が遅れたのは自己責任です。

なかったはずの年金が突然450万円。私はあれしまった!と思いました。。。

この知人のために結構な時間を費やし、日本へも飛行機で飛び、宿泊費も自腹。彼が勤めていた会社の所在地をつきとめ、東京立川市まで行きました。親切にも人事部の方が50数年前の従業員記録を倉庫から取り出して下さりと、10日間以上東京に滞在しました。

もちろん、日本へ飛ぶ前に、在サンフランシスコ総領事館で男性の在留証明をとり、銀行証明も取得(当時はまだ要書類でした)して行ったわけで、それは大変な労力でした。

それら一抱えの書類をもって、新宿区役所通りの社会保険事務所(新宿年金事務所になったのは2010年)へ行って参りました。

カリフォルニアに戻って待つこと2ヶ月、ようやくこの450万円が、彼の指定銀行口座に入ったわけですが。

私はこの仕事にとりかかるとき、この友人と何の契約もかわしていなかったのです。

450万円も入ると分かっていたら、10%くらい頂きますとか何とか、契約書をかわすべきでした。当時はまだ弁護士登録をしていたし、レッキとした弁護士。情けないったら、アホ!

この時の私はレイオフになって仕事はない。日本に行く時間があるなら履歴書の1つでも書いて面接に奔走していなければならない時期。無職、貯金無し。


まさにナイナイ尽くし。

で、思ったんですよね。この年金の仕事ってビジネスにならないかな?と

知人のような日本人はこのアメリカに大勢います。月に1人でもこんな候補者にあたれば、そのお客様が受けた年金の10%でもチャージできれば、立派にビジネスで成り立つではないか!

それは、過去にお勤めしていたどの会社からのお給料を遙かに超える収入の見込みがありました。

2003年8月、私は起業しました。

※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。 これからあなたが受けとる日本の年金が「WEP減額対象の非該当」となる申請を、SSA(米国社会保障省)に対して行います。

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