どの企業年金に加入していたのかわからない!?

先日紹介した企業年金ですが、通常アメリカ在住者が企業年金と口にする場合は「厚生年金基金」の部分の年金給付を指します。 大体の方においては・・・

「厚生」と頭に付いているので、国の公的年金である厚生年金とごっちゃになりそうですが、別物です。 ややこしいですね~ まったく違う名前にすれば良いのに・・・

厚生年金基金の保険料を支払っていたならば、いざしかるべき年齢になってこの厚生年金基金の年金給付を希望する時に手続きをするところは日本年金機構ではなく、企業年金連合会です。 給付は当該連合会の基金より支給されます。

一方、アメリカ在住者の中にはごくマレではありますが、「中小企業退職金共済」や「特定退職金共済」の制度に加入していた方もいるかもしれませんが、これは共済なので共済のほうをご覧ください。

企業年金には他にも下☟の3つが考えられます。

  • 確定給付企業年金(規約型・基金型)
  • 確定拠出年金(401k)
  • 税制適格退職年金

在米者はこれら3つにはまず該当しないと思って頂いて結構です。 もし該当する方がいるとしたら比較的若い層で最近渡米された方でしょうから、この機会では触れないことにします。

あとは、自社独自の年金があります。 自社の年金に加入していながら自分でどれだかわからないという方はいないので、こちらもこの際記事の対象にしないことにします。

さて、

自分はいったい何の企業年金に入っていたのだろう?

と分からない方は、次のような調べ方があります。 どれか1つは検討できるはずです。

公的年金である厚生年金と混乱してしまう場合もある厚生年金基金。 正社員だけではなく、パート社員や契約社員など非正規の勤労者も厚生年金基金に加入していることがあります。 過去のクライアントの中にも、調べてみたら加入していた(!)というケースがありました。

下の方法のどれかでゴソゴソ探してみて下さい。

給与明細を見る

昔の給与明細が1枚でも見つけられたら、その中に「厚生年金基金」の天引きが有るかどうか確認して下さい。

厚生年金基金だよりを探す

日本やアメリカの指定住所に、厚生年金基金からニュースレターが来てませんか? 過去には日本の実家に届いていた方がいました。

「ねんきん定期便」を見る

ここでも出ましたね、ねんきん定期便。 毎年定期便に入っている「これまでの加入履歴」の表をチェックしてください。 (下☟)

上の表では 赤の ⑪ の欄にもしもかっこ( )書きで記載されている数字があったら、それはあなたが加入していた厚生年金基金の期間期間(月数)となります。

ここに厚生年金基金の加入期間が書いてあれば厚生年金基金に加入していたと考えられます。

就業規則、退職金規定等を見る

とってある、という方は少ないと思いますが・・・ 実家がまだある方、日本に一時帰国の機会があったら探してみられて下さい。

会社の人事・総務の担当者へ確認する

これが一番てっとり早いですね。 現在もある企業であれば、電話で本人確認をして頂いて過去の従業員記録を調査するのに時間がかかるかと思いますが、人事・総務・庶務ならば教えてくれるはずです。

社会健康保険証が無いか、探す

日本でお勤めしていた会社が健康保険組合に加入しているからといって、必ず厚生年金基金に加入しているというわけではありませんが、目安にはなります。ここで2つの健康保険証のモデルをアップします。

健康保険証が見つかったら、「保険者欄」をチェックして下さい。
「○○健康保険組合」と書いてあれば健康保険組合に加入しています。


一方、「全国健康保険協会 ○○支部」と書いてあれば、加入していません。

お勤めしていた会社は厚生年金基金に加入している可能性が高いので、会社の人事あるいは総務の担当者に確認してみましょう。

※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。 これからあなたが受けとる日本の年金が「WEP減額対象の非該当」となる申請を、SSA(米国社会保障省)に対して行います。