ねんきん定期便 いつ届く? どこに届くの?

先日、

ねんきんネットが使いやすくなっている件

について話しました。 ねんきんネットでアカウントを開けるとこんなところが便利!と説明したら、多くの方から、

ねんきん定期便の電子版じゃなくて、郵便で受け取りたい!

というお問い合わせがありました。 なるほど、そこ気になりますよね。 アメリカでこーも Go green! とか Paperless にしましょうとか推奨される中、自分の年金の情報くらいきちんと封書で受け取りたい。 アメリカに住んでいるからこそ、そう思うのでしょう。

ということで、今日は

ねんきん定期便はいつ?どうやって受けとれるのか?

という件。

お問い合わせA: 「老後のお金が不安です。友人から、将来もらえる年金は『ねんきん定期便』というものに書いてあると聞きました。 ですが、私はこの『ねんきん定期便』というもの、受け取ったことが無いのです。 どうしてでしょう? どうやったら?いつ?もらうことができるんでしょうか?」(50代 女性)

回答A:毎年お誕生月に、ハガキや封書で届きます

「ねんきん定期便」は、国民年金・厚生年金に加入している人の誕生月に毎年、あなたの指定住所に届きます。

日本年金機構より、通常ハガキで届きます。

ただし、海外には発送してくれませんので、アメリカ在住者は日本の家族・親族の住所を借りるか、転送会社(日本国内の住所を貸してくれる業者)を利用することを薦めます。

さてこの「ねんきん定期便」ですが、定期便ですので、35歳、45歳、59歳になる方に封書で送られます。 ねんきん定期便には、保険料を納付した実績や、将来の年金給付に関する情報が記載されています。

50歳未満の人に届く、「ねんきん定期便」の見本。※日本年金機構のHPより抜粋
ハガキで届いたねんきん定期便には直近1年間の内容が、封書で届いたねんきん定期便には全期間の情報が記載されています。 年金加入歴が短い人(若い人など)は、記載されている年金額が少ないと思いますが、今後保険料を支払っていくにつれて年金額も増えていきます。

「ねんきん定期便」は、誕生月の2カ月前に作成されて誕生月に届きますが、1日生まれの人は、誕生月の3カ月前に作成されて誕生月の前月に届きます。

ここで、「私には届いていません」という方は、現住所の変更手続きをしていなかったり、住所の記載そのものに誤りがあるかもしれません。 年金事務所で確認しましょう。

先の「ねんきんネット」の登録住所を日本国内に指定されている人は、インターネット上で登録情報を確認してみてください。

また、ねんきん定期便の加入記録に「もれ」や「誤り」がある場合は「年金加入記録回答票」を年金事務所へ提出すると調査してもらえます。きちんと確認しましょう。

ねんきん定期便にはアクセスキーが記載されています。アクセスキーとは、「ねんきんネット」を利用するために必要な番号で、この番号を使えば、ねんきんネットのユーザIDがすぐに取得できます。 ねんきんネットでは、電子版ねんきん定期便をいつでも確認することができ、ダウンロード機能もあるので便利です。


※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。(有料)SSA(米国社会保障省)に対し、あなたが受けとる日本の年金がWEP減額対象から外れていることを確認・申請します。