「棚ぼた防止規定」を和訳してみた – II

引き続き、アメリカ社会保障省の「棚ぼた防止規定(Windfall Elimination Provision)」の和訳です。 前文を読まれてない方は:

「棚ぼた防止規定」を和訳してみた – I

をまずご覧ください。 以下が Windfall Elimination Provision 2ページ目の和訳となります。

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棚ぼた防止規定が適用されないケース(例外)

• 1983年12月31日以降に初めて雇用された連邦政府の労働者

• 1983年12月31日以降に初めて雇用された非営利団体の従業員

• 受給する年金が鉄道雇用からのみの場合

• ソーシャル・セキュリティ税を支払わなかった期間の仕事が1957年以前である

• 社会保障制度に加入した(ソーシャル・セキュリティ税を支払った)期間が30年以上ある

棚ぼた防止規定は、遺族(配偶者やパートナー)への給付には影響しません。 が、他の法令のために遺族の給付が減額されることはあります。 詳しくは、Government Pension Offset をご覧ください。(公開番号05−10007)

社会保障制度(ソーシャル・セキュリティ)に加入したと認められる年について

ソーシャル・セキュリティ税(SSA)を30年以上の支払っている場合、計算式の標準要素 90%を減らすことはしません。 表 – A は、各年度の実質的な収入(Earnings) をリストにしたものです。

表 – A
Year  Substantial earnings Year  Substantial earnings
1937–1954 $900 1992 $10,350
1955–1958 $1,050 1993 $10,725
1959–1965 $1,200 1994 $11,250
1966–1967 $1,650 1995 $11,325
1968–1971 $1,950 1996 $11,625
1972 $2,250 1997 $12,150
1973 $2,700 1998 $12,675
1974 $3,300 1999 $13,425
1975 $3,525 2000 $14,175
1976 $3,825 2001 $14,925
1977 $4,125 2002 $15,750
1978 $4,425 2003 $16,125
1979 $4,725 2004 $16,275
1980 $5,100 2005 $16,725
1981 $5,550 2006 $17,475
1982 $6,075 2007 $18,150
1983 $6,675 2008 $18,975
1984 $7,050 2009 – 2011 $19,800
1985 $7,425 2012 $20,475
1986 $7,875 2013 $21,075
1987 $8,175 2014 $21,750
1988 $8,400 2015 – 2016 $22,050
1989 $8,925 2017 $23,625
1990 $9,525 2018 $23,850
1991 $9,900 2019 $24,675

次に表 – B は、実質的な収入(Earnings) があった年数に応じて、90%の要素を減らすために使用される割合を示しています。 21〜29年間の実質的な収益がある場合は、率の90パーセントが45から85パーセントまで引き下げられます。

表 – B
Years of substantial Earnings %
30 or more 90 percent
29 85 percent
28 80 percent
27 75 percent
26 70 percent
25 65 percent
24 60 percent
23 55 percent
22 50 percent
21 45 percent
20 or less 40 percent

収入(Earnings) を減らすことができる限度額については下のサイトをご覧ください。

www.socialsecurity.gov/planners/retire/wep-chart.html

Average monthly earnings = ✖平均月収益 〇平均月収

Career average earnings = キャリア平均収入

※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。 これからあなたが受けとる日本の年金が「WEP減額対象の非該当」となる申請を、SSA(米国社会保障省)に対して行います。