皆さんが通常「国民年金」と呼んでいる年金は、老齢年金の内訳の「老齢基礎年金」を指します。
国民年金の受給金額の推移
2005年度から21年間の国民年金(老齢基礎年金)の満額(月額)の推移は以下の通りです。 2005年度から2014年度までは減少、2015年度から2022年度は多少の増減はありますが、ほぼ横ばいです。 そして2023年度は3年ぶり、かつ1,400円ほどの大きな増額となりました。
年度 | 老齢基礎年金(月額) |
2005年度 | 6万6,208円 |
2010年度 | 6万6,008円 |
2015年度 | 6万5,008円 |
2016年度 | 6万5,008円 |
2017年度 | 6万4,941円 |
2018年度 | 6万4,941円 |
2019年度 | 6万5,008円 |
2020年度 | 6万5,141円 |
2021年度 | 6万5,075円 |
2022年度 | 6万4,816円 |
2023年度 | 6万6,250円 |
2024年度 | 6万8,000円 |
2025年度 | 6万9,308円 |
※ 40年間保険料を満額納付した場合、上記金額は月額です。
国民年金って支給額が少ない・・・ですよね。 でもご安心下さい。 少ないのは国民年金(老齢基礎年金)のほうだから。 老齢厚生年金は違います。
国民年金と厚生年金、その他の共済の支給額だけをイメージしてみたのが下の図です。
老齢厚生年金や共済は、支給額だけをみますと老齢基礎年金の額の約3倍程度です。
