さて2022年も2月となりましたので、毎年恒例のソーシャルセキュリティの退職年金(Retirement Benefits)、月にいくら? 何歳になったらどのくらい受給できるのか? その推定月額を概算しましょう。
先にいっておきますが、このSSAのサイトで既に my social security にご自分のアカウントを作成済みである、という方は以下は無視して自身の概算に進んでください。
このオフィシャルサイトの検索ボックスに ”Retirement Age Calculator” と入力して下のリンクを探して下さい。
Retirement Benefit → Online benefit calculator へ進みます。
注:この2頁目以降は随時SSAの変更が入りますので、固定したリンクを貼り付けていません。

上のサイトにてご自分のお誕生日、〇〇歳xxヶ月から受けたいのかを入力し、各年の年収(Substantial Earnings) を入力していきます。 (上の画面では、本日の日付を入れています)
大丈夫。 各年の収入をチクイチ記入するのは面倒だという方のために、ここに62歳、67歳、70歳で受給する時の推定受給額(月額)を計算しましたので、下の表ごご覧ください。
今年(2022年)に62歳(受給開始の最年少年齢)になる 1960 年(昭和35年)1月2日以降生まれの方をモデルにして、アメリカの年金の受給額をシュミレーションしてみました。
左枠の「月収」とは、みなさんの過去35年間の平均の月収です。
月収 | 2022年に62歳で受給する場合の受給額/月 | 2027年に67歳で受給する場合の受給額/月 | 2030年に70歳で受給する場合の受給額/月 | ||
$2,000 | $700 | $998 | $1,323 | ||
$3,000 | $854 | $1,229 | $1,641 | ||
$4,000 | $1,009 | $1,460 | $1,960 | ||
$5,000 | $1,163 | $1,691 | $2,277 | ||
$6,000 | $1,317 | $1,922 | $2,596 | ||
$7,000 | $1,471 | $2,152 | $2,914 | ||
$8,000 | $1,626 | $2,351 | $3,095 | ||
$9,000 | $1,734 | $2,459 | $3,244 | ||
$10,000 | $1,807 | $2,568 | $3,393 | ||

今年もよくできました。 この試算額の算出も今年で6年目となりますので、慣れたものです。
表の真ん中67歳こそ、1960年(1月2日以降)生まれの方がソーシャル・セキュリティの満額を受け取れる年齢を指します。 アメリカでは Normal Retirement Age とかフル・リタイアメント・エイジと呼ばれています。
ソーシャル・セキュリティを受けるタイミングを70歳まで待つ(あまり薦められることではないですが)と、この Normal Retirement Ageで受けられる額は、約30%増しになってますね。
※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。(有料)SSA(米国社会保障省)に対し、あなたが受けとる日本の年金がWEP減額対象から外れていることを確認・申請します。