アメリカの年金、額はいくらから? 2018年版

在米の日本人やモト邦人が「ソーシャル・セキュリティを何歳で額はいくらから受け取るのか」、よく話題にあがりますね。

そのタイミングは慎重に図って下さいねと昨年書きました。

実際、何歳でいくら貰えるのか? 今日は、1956年生まれで今年62歳と1か月※(受給開始の最年少年齢)になる方をモデルにして、以下のようにソーシャル・セキュリティの受給額をシュミレーションしてみました。

※ 2019年に62歳になられる方は、こちら、「アメリカの年金、額はいくらから?(2019年)」

月収 2018年に62歳1か月で受給する場合の受給額/月 2022年に66歳4か月で受給する場合の受給額/月 2026年に70歳で受給する場合の受給額/月
$2,000 $692 $977 $1,310
$3,000 $847 $1,207 $1,630
$4,000 $1,002 $1,436 $1,950
$5,000 $1,157 $1,665 $2,259
$6,000 $1,312 $1,895 $2,589
$7,000 $1,466 $2,124 $2,906
$8,000 $1,622 $2,296 $3,056
$9,000 $1,712 $2,403 $3,206
$10,000 $1,785 $2,511 $3,356


あ~疲れますね。 今年62歳になる方の試算だけで相当な時間を費やします。

表の真ん中「66歳と4ヶ月」とは、1956年生まれの方がソーシャル・セキュリティの満額を受け取れる年齢のことです。 英語では Normal Retirement Age と呼んでいます。 フルリタイアメント・エイジとも呼ばれています。

ソーシャル・セキュリティを受けるタイミングを70歳まで待つ(あまり薦められることではないですが)と、この Normal Retirement Ageで受けられる額の約30%増しになる計算です。

ご自分の生年月日で試算をしてみたい方は、こちらの IRS のサイトで生まれ年と平均月収を入力すれば自動計算できます:

https://www.ssa.gov/OACT/quickcalc/index.html

  • ほかのチマチマした欄はすべて無視して、Enter your date of birth の欄に生年月日を数字で、
    Enter earnings in the current year の欄に「今年の収入」ではなく、「過去35年間の平均年収」を入力すると算出されます。過去35年には、米国内で収入が無かった年も含まれます。アメリカで働いた期間が10年だけの方でも、平均年収を計算するときは分母を35(年)にして計算して下さい。

こちらは2019年、アメリカの年金、いくらか自分で計算してみよう!

※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。 これからあなたが受けとる日本の年金が「WEP減額対象の非該当」となる申請を、SSA(米国社会保障省)に対して行います。