アメリカの年金、額はいくらから? 2019年版

2020年にソーシャル・セキュリティを受け始める方はこちら:

アメリカの年金、額はいくらから? 2020年版

2021年からという方はこちら:

アメリカの年金、額はいくらから? 2021年版

毎年恒例となりました。 ソーシャルセキュリティの退職年金(Retirement Benefits)、何歳でいくら貰えるのか

今年(2019年)に62歳と1ヶ月(受給開始の最年少年齢)になる 1957 年(1月2日以降)生まれの方をモデルにして、アメリカの年金の受給額をシュミレーションしてみました。

左枠の「月収」とは、みなさんの過去35年間の平均の月収です。

月収 2019年に62歳1か月で受給する場合の受給額/月 2023年に66歳6か月で受給する場合の受給額/月 2027年に70歳で受給する場合の受給額/月
$2,000 $700 $998 $1,323
$3,000 $854 $1,229 $1,641
$4,000 $1,009 $1,460 $1,960
$5,000 $1,163 $1,691 $2,277
$6,000 $1,317 $1,922 $2,596
$7,000 $1,471 $2,152 $2,914
$8,000 $1,626 $2,351 $3,095
$9,000 $1,734 $2,459 $3,244
$10,000 $1,807 $2,568 $3,393

 

あ~疲れますね。 1957年生まれの方の試算(シュミレーション)だけで結構な時間を費やしてしまいました。

表の真ん中「66歳と6ヶ月」とは、1957年(1月2日以降)生まれの方がソーシャル・セキュリティの満額を受け取れる年齢のことです。 英語では Normal Retirement Age とかフルリタイアメント・エイジと呼ばれています。

ソーシャル・セキュリティを受けるタイミングを70歳まで待つ(あまり薦められることではないですが)と、この Normal Retirement Ageで受けられる額は、約30%増しになります。

ご自分の生年月日で試算をしてみたい方は、こちらの IRS のサイトで生まれ年と平均月収を入力すれば自動計算できます:

https://www.ssa.gov/OACT/quickcalc/index.html

  • ほかのチマチマした欄はすべて無視して、Enter your date of birth の欄に生年月日を数字で、
    Enter earnings in the current year の欄に「今年の収入」ではなく、「過去35年間の平均年収」を入力すると算出されます。過去35年には、米国内で収入が無かった年も含まれます。アメリカで働いた期間が10年だけの方でも、平均年収を計算するときは分母を35(年)にして計算して下さい。

※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。 これからあなたが受けとる日本の年金が「WEP減額対象の非該当」となる申請を、SSA(米国社会保障省)に対して行います。