いまの世の中、60歳で定年を迎えた人も完全リタイアしていっさい働かない、という人は少なくなりました。
65歳まで在職年金をもらいながら勤務していた方も、それまでの仕事とはまったく関係のない職種、未知の世界で仕事を見つけてハツラツと働いている方が日本には大勢います。
先週 ZOOM コンサルティングをなさった方は、長いアメリカでの生活をやめてここ1年は日本を生活の拠点にされている方ですが、
給料の額に執着しなければ、仕事はいくらでもある
とおっしゃってました。
こういう私も、いずれはコンサルティングのほかに何か仕事をしたいと考えて、公認パーソナル・トレーナー(Certified Personal Trainer)の資格をとりました。 120歳までは自分の足で歩きダンベルで鍛えていると思うので、将来シニア・コミュニティで高齢者を対象に筋トレ指導しようかな? と考えることがあります。
そんな中、日本のテレビで、「年金生活者の受給額と実態」について街角インタビューをしたり実際に年金生活者の住居まで訪ねてどんな生活をしているのか調査している番組を見つけました。
ほとんどの方が年金のほかに収入がある方で、その多くが事務、軽作業、清掃、介護など医療関係の仕事についています。 月収を聞くと、10万から多くても30万円の間でした。
私が「え?そんなに!?」と思ったのは、介護をかけもちしている女性で月収60万円の方でした。
この方は、最近になって「吸引」の資格をとったらそれからの収入が倍増したそうです。
30万円 ⇒ 60万円(月)
この吸引の資格、看護師資格の有る方であればあえて吸引の資格をとる必要はないそうです。 看護師でない人の場合は筆記試験、所定時間以上の実習などを経て取得できます。
年金の他に月60万円なら良いですよね。 年金だけでかつかつの生活よりずっと余裕をもって暮らせます。
これとは対照的に、若い頃は(バブル期)高級時計や宝石を売ったり買ったりして派手な暮らしをしていた方がその生活レベルを落とすことができなくて貯金が一切なく、現在は清掃の仕事を3つもっていても月収10万円。 その10万円も服飾費に消えていく、という方もいました。
さてシニア世代、ここでは65歳以上で年金を受けられる年齢に達している方に人気の職種って、日本ではどうなっているのか(?)気になりまして調査してみました。
私がやりたいと思っているパーソナル・トレーナーは6位の「講師・インストラクター」に入ると思います。
上はあくまでも、やってみたい仕事ランキングですが、実際に仕事に就いている方がもっとも多い職種ってどうなんでしょ? とググってみました。
パーセンテージでの表示が無いものの、ランキングは多い順に以下のとおりです。
シニア女性が就かれている仕事で多いのは、
1位 事務
2位 医療・福祉・介護
3位 厨房・キッチン
4位 軽作業
5位 清掃
福祉の仕事や厨房・キッチンなどの人気が高いのは、女性ならではの印象を受けます。
次にシニア男性で多いのが、以下の順でした。
1位 軽作業
2位 事務
3位 専門・技術職
4位 清掃
5位 警備員
シニア男性だと介護の仕事は入らず、現役時代に身につけた技術を活かせる専門・技術職が3位に入ります。 警備の仕事が5位にランクインしているのは男性ならではですね。
※ これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカの両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。 これからあなたが受けとる日本の年金が「WEP減額対象の非該当」となる申請を、SSA(米国社会保障省)に対して行います。