【速報】あたらしい銀行の選び方

Union BankUS Bank に正式にとって代わるのが今月のメモリアルデー(5月29日)です。

日本から送金されてくる年金の受け入れ指定口座を Union Bank にしていた方々はすでにお気づきのことと思いますが、US Bank になりますと、海外からの International Wire  は1回につき$25チャージされることをご存じだと思います。

これまで20年間、日本からの年金の入金手数料を無料にしてくださった Union Bank に心より感謝します。

が、そんなことを言っている場合ではない。 なぜなら、現在日本から年金を受けている方々のほとんどは老齢厚生年金と老齢基礎年金(国民年金)が2本だてで入金されているからです。

ということは2カ月に1度、年金を受けるたびに

US Bank の手数料は実質 $50

になります。 もともと年金の受給額が低い人にとって、$50はイタいですよね。

ということで、今日はお客様情報をもとに

アメリカの銀行の入金手数料を徹底調査

してみました。

先月破綻したシリコンバレー銀行(Silicon Valley Bank)は除外しています。 また現在 JP Morgan が引き取るのかどうか(?)保留中のファースト・リパブリック銀行(First Republic Bank) も、今日のところは調査から外しておきます。

また、信用組合(Credit Union)や信託(Trust) は、そもそも Swift* を持たないので、これらも除外しています。

皆さんの関心は、海外からの入金手数料ですので、右から2列目をご覧ください。

* 各銀行とも種々のタイプのアカウントを設定しており、月額メンテナンス・フィー(monthly maintenence fee) など雑費が発生することがあります。 新規に口座を開設する際には、このような雑費の内容をよく確認して下さい。

ということで、表のとおり、

Fedelity は国内外すべての送金・入金手数料が無料

になってます。 優秀な銀行なんですね。 Fedelity は 401k の投資顧問会社として全米一規模が大きい会社なので、銀行として送金手数料をちまちまチャージする必要がないのでは?と私は思ってます。

Citibank も、海外からの入金手数料だけ見れば $0 なので良いですね。 Ally も海外からの入金手数料は $0 なのですが、オンラインバンクなので、いざ日本など海外に送金したいことがある場合には使用できません。

西海岸にお住まいの日本人やモト邦人の方には、California Bank & Trust (旧 Sumitomo Bank)をメインバングにされている方もいると思います。 海外からの入金手数料は $15、2カ月に一度の年金が入ると1回につき$30 チャージされているはず。 一考の余地あります。

この際、私はメインバンクを乗り換えようかと思案中です。

これから日本の年金を受け始めようという方で、日本・アメリカ!の両方の年金を1ペニーも減額されることなく、しかも非課税で受けたい方は、私まぁこまで(連絡先は右サイド)ご相談下さいませ。(コンサルティングは有料です)SSA(米国社会保障省)に対し、あなたが受けとる日本の年金がWEP減額対象から外れていることを確認・申請します。