7年前から当サイトでも年1度のペースで紹介しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、
過去ログ:【年金積立金管理運用独立行政法人】GPIF ‐ 年金の財源
皆さんが収めている年金保険料はここで積み立てて管理・運用されています。 2025年度末(2026年3月末)の報告ですと、この年も運用状況は好調です。 日本の報道(とくに新聞やテレビ)では、年金に関する良いニュースは報道されることがないので、ここで私が執拗にブログに収めたいと思うのです。
まずは、下のポートフォリオをご覧ください。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2025年度の運用状況は例年より好調で、収益率は16.47%、収益額が41.4兆円と大幅なプラスとなっています。

出典:年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)2025年 管理運用状況
この時点(2026年3月末)で総資産は293.6兆円となっており、2026年7月7日(七夕)現在、総資産は300兆円を突破していると思われます。
(しつこいけど)日本の報道だと、一時的にこの運用がマイナスになったときだけニュースとして取り上げられるので、年金積立金の全体の運用がまるでうまくいっていない印象を受ける国民は少なくないはずです。
実際には2025年の平均でも年4.67%の収益を確保しています。これを聞いて驚く人は多いと思いますが、あのリーマンショックや3.11の津波、コロナショックやトランプショックなどなど、すべて乗り越えての収益ですよ。
ただプラスになったというだけでなく、賃金上昇率をベースにした実質的な運用利回りでも大きくプラスとなっています。ざっくり言い換えれば物価上昇率を軽く上回っているのです。
なお、現在は働き手の増加(女性の活躍、高齢者の活躍、パート等の厚生年金加入等)により年間収支は安定しており、ここまで増えた年金積立金はほぼそのまま将来の給付増の時期(特に団塊ジュニア層のリタイア期)に、若年層の負担増を抑えるためにしっかり活用されています。



