介護保険(後編)- 日本にあってアメリカには無いもの・・・
自己負担の割合は? 介護保険の自己負担の割合は、介護保険施行当時は一律1割負担でした。 現在は年収に応じて、1割~3割負担となっています。 高齢者(ここでは65歳以上)でも現役なみの年収がある方については、サービスを利用…
自己負担の割合は? 介護保険の自己負担の割合は、介護保険施行当時は一律1割負担でした。 現在は年収に応じて、1割~3割負担となっています。 高齢者(ここでは65歳以上)でも現役なみの年収がある方については、サービスを利用…
介護保険被保険者証はどこでもらえるの? 制度の運営主体(保険者)は市区町村ですから、お住まいの自治体の介護保険課、高齢者支援課など(自治体により窓口の名前が違います)が窓口となります。 日本に住んでいる方ですと、65歳に…
日本にあってアメリカには決してないもの、介護保険。 日本に限らず、世界の先進国のほとんどが日本と似たような、あるいはもっと充実した国の介護保険があるのですが、アメリカの場合に介護保険らしきものが欲しければ、一般の保険会社…
もちろんこれ、年金の受給権の話です。 アメリカで専業主婦という立場に「ある条件」が重なると、日本の年金が受給できなくなるという事態が。 これって、日本国内で働いた経験があって厚生年金保険に加入している人でも、あるいは日本…
もしあなたが日本で結婚したことがあり、当時は専業主婦で外では一度も働いたことがない。その後離婚してアメリカに渡った、という場合、日本の年金は出るのでしょうか? 答えは Yes これは日本で婚姻関係にあった人が年金の第2号…
国民年金の保険料を2年分まとめて前納するメリットについては前回ふれました。 保険料を前納したい? それって良いことばかりでしょうか・・・(国民年金)1 もともと国民年金には保険料の割引制度(前納制度)が用意されてました。…
日本の障害年金ーその2は、障害基礎年金のお話です。 その前に、障害年金と言っても障害厚生年金(前述)と障害基礎年金の2つがあるということだけ念頭に置かれて下さい。 障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法は以下のと…
少し前の話になります。 私の事務所にみえた方で全盲のクライアントがいました。 この方は当時私が担当していた週1回のラジオ放送を聴いて、77歳にして初めて、ご自身が日本の老齢厚生・基礎年金を受けられることを知った方でしたが…
「私はアメリカに来た後も日本の年金の保険料を払ってるから、65歳になったら日本の年金もアメリカのソーシャル・セキュリティも両方もらえるのよ」という声をよく耳にします。 準備おこたりなく立派です。 中にはお母様が保険料を払…
タイトルを見ますと縁起でもない話ですね。 ですが個人的には昨年暮れに母を亡くしましたし、今年になって10数年来のクライアントが続けて2人亡くなりました。 ここらで、受給権者が亡くなったときにどうやって日本の年金を止めるの…
【はじめに】 この記事は、日本の年金を受けてアメリカのソーシャル・セキュリティが減額されても良い(最大60%まで減額)し且つ、米国内では日本から受ける年金が課税対象になっても良いとお考えの方のために書いています。 これか…
昨日に引き続き、現況届の提出の話です。 現況届について 海外に居住して年金を受け取っている人も、年1回現況届の提出が義務付けられています。 大体お誕生月の前々月の下旬に、日本年金機構から「現況確認のお知らせ」という通知書…
日本とアメリカの間で2005年に施行された社会保障協定なんですが、実は協定を結んでいるのはアメリカだけではないんです。 日本と協定を結んでいる各国の発効時期と対象となる社会保障制度 協定の対象となる社会保障制度については…
つい最近、といっても平成29年の8月1日のことですが、日本の年金を受けるに値する受給資格期間は、過去25年だったものが10年に短縮されましたね。 2005年に施行された日米社会保障協定においても、アメリカの年金制度(ソー…