【年金改正案】75歳で受給は損か?得か?
1月16日、日本では年金制度の改革案がまとまりました。 現役で働いている、いわゆる被雇用者が運用する商品を選べる確定拠出年金(企業型 DC)や iDeCo については、アメリカ在住の皆様には無関係なので割愛します。 アメ…
1月16日、日本では年金制度の改革案がまとまりました。 現役で働いている、いわゆる被雇用者が運用する商品を選べる確定拠出年金(企業型 DC)や iDeCo については、アメリカ在住の皆様には無関係なので割愛します。 アメ…
現在40代後半から50代の方々、とくに女性に多いのですが、 日本にいた頃、人材派遣の会社に登録して働いていたことがある・・・ という方。 昭和50年代から平成に入るころ、人材派遣会社の数は急激に増えました。 ハシリだった…
タックスリターンの締め切り近くになりましたね。 毎年年始からこの時期までは、アメリカの税申告の件で見ず知らずの方から電話がかかってきます。 なので、みなれない番号が電話のスクリーンに表示されている時は、その電話に出ないよ…
老齢厚生年金は65歳になってから、と思っている方は多いと思いますが、満65歳から支給されるのは老齢基礎年金の方で、老齢厚生年金は60歳~65歳で生年月日によって段階的に受け取ることができます。 これは、「特別支給の老齢厚…
毎年12月になると、厚生労働省の年金局というところから「厚生年金保険・国民年金事業の概況」という報告書が公開されます。 年末に公開なのに報告対象年は1昨年となっているため、一番新しい報告は平成29年度になってしまいます。…
【はじめに】 日本の老齢年金を繰下げ受給しても、満60~65歳の間に支給される特別支給金には影響しません。 しかし、配偶者を対象に支払われる加給年金は支給されなくなります。 繰り上げと繰り下げ請求 基本、老齢年金の受給開…
まずは上のサムネ(アイキャッチ画像)をじっくりご覧ください。 企業年金は3階建て年金の「3階部分」にあります。 厚生年金は「2階」です。 さて、企業年金でもない厚生年金でもない、厚生年金基金(3階部分)の話からまず始めま…
先日紹介した企業年金ですが、通常アメリカ在住者が企業年金と口にする場合は「厚生年金基金」の部分の年金給付を指します。 大体の方においては・・・ 「厚生」と頭に付いているので、国の公的年金である厚生年金とごっちゃになりそう…
「企業年金も入ってたと思うんだけど、その証拠になるようなものが無いんだよね~」という依頼人がよくいます。 日本の私企業で大手(でなくても)のところは、国の厚生年金だけでなく従業員の福利厚生の一環としてこの、企業年金の加入…
まず、加給年金とはなんぞや? という話なんですが。 ひとくちに加給年金と言っても、いくつか種類があります。 ここでは、 年金額の構成が、報酬比例部分の額と定額部分の額とを合算した額によるものであること が支給の要件となる…
昭和60年の法律改正により、厚生年金保険の支給開始年齢が満60歳から65歳に引き上げられました。 これは男女とも同じです。 ですが、いまでも60歳が定年となっている会社ってありますね。 この60歳から65歳の間、再就職す…
インターネット版の読売新聞に読者(主に女性が)が日々の出来事や悩み、質問を発言できるページがあるのですが、なるほど現代の日本人はこんなこと考えているのかと面白く、覗いてみるのがほとんど日課になっています。 先週その頁の中…
今年67歳になる女性が事務所に見えました。彼女の場合、渡米前に日本では学生時代を含めて5年間だけ国民年金の保険料を支払っていました。 国民年金の受給資格は男女ともに満65歳になった月の翌月に発生するので、この方には過去に…
年末年始に日本に一時帰国しました。実家で(年の離れた)姉が特別支給年金を受ける年齢になっていることに気が付き、「姉が年金!?」と驚いたと同時に、彼女が特別支給年金について何も知らなかったことにまたビックリしました。 妹が…